1級建築施工管理技士 一次検定 / 施工(躯体)
土工事・地下水処理の要点と頻出数値
H25H26H27H28H29H30R1R2R3R4R5R6R7R8
覚える要点
根切り底の異常
- ヒービング:軟弱な粘性土で底がふくれ上がる
- ボイリング:砂質土で砂が沸き上がる
- 盤ぶくれ:被圧地下水で底が持ち上がる
- パイピング:水みちで土が流される
- クイックサンド:砂の有効応力がゼロ
対策
- ヒービング:根入れを深く、背面の荷重を減らす、底面の地盤改良
- ボイリング:根入れを長く、地下水位を下げる
- 盤ぶくれ:ディープウェルで被圧水頭を下げる、被圧水圧と土の重量を比較
地下水処理
- ディープウェル:透水性の高い砂礫層、大量揚水
- ウェルポイント:透水性の低い砂質土・シルトにも、1段で6m程度
- 釜場工法:集水ピットからポンプ排水、湧水が少ない場合
- リチャージ:井戸枯れ・地盤沈下を防ぐ
- 地下水位低下で周辺が圧密沈下することがある
床付け・締固め・埋戻し
- 床付け:最後の30〜50cmは手掘りや平爪バケット
- 粘性土を乱したら置換か固化材で改良(転圧では戻らない)
- 掘りすぎは掘削土で埋め戻さない
- 砂質土:振動ローラー、粘性土:タンピングローラー
- 埋戻し:1層300mm程度ごと、砂質土は水締め可
- 法付けオープンカット:円弧すべりを検討
よく出るひっかけ
本番では、正しい記述の数値や向きを少し変えた「誤り」が出ます。×の文と正しい内容をセットで覚えましょう。
ヒービングは、地下水位の高い緩い砂質地盤で、山留め壁背面の土の重量によって根切り底面が膨れ上がる現象である。
ヒービングは軟弱な粘性土地盤で起こる。砂質地盤の水の現象はボイリング。
出題:令和7年・令和4年・令和2年・平成30年
ウェルポイント工法では、1段のウェルポイントで10m以上の地下水位の低下が可能である。
真空で吸い上げるため、1段で下げられるのは6m程度まで。深い場合は多段にする。
出題:令和8年・令和7年・令和5年
この単元の4択は9問、○×は52問。残りのひっかけは、アプリで解きながら覚えられます。

「土工事・地下水処理」の問題はアプリで
この単元の4択9問・○×52問を、解説つきで解けます。過去14年分の出題テーマから作った4択と○×、模擬試験、成績グラフ。電波がなくても使えます。
令和9年度版 近日公開